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【最大100万円も費用減も夢じゃない!】お得にリノベするなら、ショールームを回ろう

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自宅リノベ体験談一級建築士宅建士
リノベーション体験談ブログ

ショールームに行くイメージは、「色決めをする」や「実物を見に行く」といった具合になんとなく、間取りが決まったら行くイメージを持っている人も多いかと思います。

半分正解ですが、ショールームへ行くタイミングによっては、リノベーション全体の費用を抑えることができます。

もちろん、これはマイホームの質や満足度を下げる節約術ではありません。
むしろ、より満足度の高いリノベーションを実現するための方法です。

今回の記事の内容を実践すると50〜100万円のコストダウンが可能になります。

「ショールームへ行くこと」と「費用」になにが関係あるの?って思った人は多いはずです。

ポイント

間取りを早く確定させる→着工が早くなる→費用が安くなる

間取りを早く確定させるためには、ショールーム見学を適切なタイミングで行うことが重要です。
多くの人は「間取りが決まってからショールームに行く」と考えがちですが、実は逆です。
ショールームを早めに見学することで、スムーズに間取りを確定させることができます。

こんな人はぜひ読んでほしい
  • これから家づくりを始める人
  • そろそろリノベーション・リフォーム用の物件が決まりそうな人
  • リノベーション費用を少しでも下げたい人

物件決定からリノベーションプラン確定までの1カ月半の間に、私は14社・延べ23回ショールームに足を運びました。

この経験から言えることは1つ。
「積極的に行動するだけで、お得にリノベーションができる」 ということです。

難しいことは何もしていません。
「ただ、早めに行動し、実物を見て、比較し、判断する」
これを繰り返しただけです。

今回も 購入者目線 でのリアルな情報をお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

なぜ費用を下げれるのか?

今回紹介する方法はマイホームの質や満足度を下げるものではありません。

なぜ費用を下げれるのか
  • 2重払いの期間を短くする
  • 値上がり上昇前に抑えられる材料を抑えられる
  • 安い時期に資材を購入できる(キャンペーンを利用する)
ポイント

間取りを早く確定させる→着工が早くなる→費用が安くなる

2重払いの期間を短くする

2重の支払期間を1ヶ月でも短くできると費用対効果が大きいです。

リノベーションをする人の多くは 「賃貸→新居」 への住み替えになります。
リノベーション工事中は「家賃支払い+住宅ローン」になり、費用が2重で発生します。

さらに、マンション購入の場合は 管理費・修繕積立費 も加わるため、住んでいないのに支払いが発生します。

・管理費   平均 月額11,580円
・修繕積立費 平均 月額13,054円
合計 月額24,634円

出典:国土交通省 令和5年度マンション総合調査結果

2重払い+管理費+修繕積立費の費用負担は非常に無駄です。

例えば

工事中の期間

1ヶ月の家賃 150,000円(現在入居物件)
「管理費+修繕積立費」1ヶ月 25,000円(新居分)
合計 月175,000円 

2ヶ月になれば、350,000円

着工が1ヶ月伸びただけでも170,000円の損をします。

多くの人がプランがまとまらず、購入した物件を引渡しを受けたにもかかわらず、工事の着工ができません。
理由は間取りがまとまらないためです。

ポイント

間取りを早く確定させる→「2重家賃+管理費+修繕積立費」を最小限にできる

値上がり上昇前に抑えられる材料を抑えられる

各メーカーは値上げラッシュです。
「2025年4月1日以降の注文分からは、一律10%アップ」などはザラにあります。
住宅建材は元の金額が高いため、200万円のものが10%上がると、220万円になり、20万円もコストアップします。

値上げ案内 引用:LIXIL公式HP
例えば

Aさん3月末に間取りが確定して発注できた →200万円(値上げ前)
Bさん4月頭に間取りが確定して発注できた →220万円(値上げ後)

この数週間の違いで、同じものを20万円の損得が出ます

1週間でも早く間取りを確定できれば、値上げ前に変えたと思うと悔しくないでしょうか?

ポイント

間取りを早く確定させる→同じ商品を高い値段で買わずに済む

安い時期に資材を購入できる(キャンペーンを利用する)

あまり知られていませんが、各メーカーがキャンペーンを行っています。
すごいところではオプション20万円分プレゼントなどがあります。

ただし、条件があります。
「2025年◯月◯日までの注文分」などのような期限があります。

キッチンは金額が大きいので、このようにコストメリットが非常に大きいです。

ポイント

間取りを早く確定させる→同じ商品を割引適用料金で購入できる場合がある

Panasonic公式HPより
graftect公式HPより

LIXIL公式HPより

何をすればよいか?→間取りを早く確定させるだけ

考え方は、早く工事を着工させるにはプランを確定させることです。
しかし、多くの人はプランがまとまりません。

プランがまとまらない理由
  • 動き出しが遅い(ショールームの見学のタイミングが遅いなど)
  • 変更が多く、間取り図の手戻りが発生

間取りが早期に決まると、工事の着工が早く始められる

なぜ早めのショールーム見学が重要なのか?
  • サイズ感を把握できる
    → 実際にキッチンやお風呂、洗面台を見て触ることで、「思っていたより大きい」「これならコンパクトでも大丈夫」といった具体的なイメージが湧きます。
  • 間取りのズレを防げる
    → 「このキッチンを入れたかったのに、寸法が合わない!」と後から気づくと、間取りの修正が必要になり、スケジュールが遅れる原因になります。
  • コストコントロールがしやすい
    → 早めに設備の価格帯を把握しておくことで、後から「予算オーバーだから妥協…」とならずに済みます。

ショールームを早いタイミングで回ることでプランを早期にまとめることができます。

リノベーションの 間取りが確定できない最大の理由は、スケジュールをリノベーション会社にお任せにしてしまうことです。

通常は設計打合せの途中で 「そろそろショールームに行ってください(行きましょう)」 と言われてから見学に行きます。
しかし、これは大きな間違いです。

適切な時期をあなた自身で理解しておく必要があります。

「通常はこのタイミングです」には気をつけましょう。
リノベーションでは「もしできなかったら…」を考えておくことや、聞いておくことが重要です。
リノベーション会社には判断材料を提示してもらい、そのタイミングで問題ないかの判断はあなたがするべきです。

下記は「設計打合せの進め方」についての記事です。ぜひご覧ください。

あわせて読みたい
徹底ガイド【設計打合せ編】後悔しないマンションリノベーションの進め方
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ショールームに行くと、魅力的な商品やオプションがたくさんあり、「このオプションを付けたい!」 「この色も気になる!」と、どんどん夢が広がります。

しかし、リノベーションでは部屋の面積や長さに制約が出ることがあり、選びたい設備が設置できない場合もあることを理解しておきましょう。

中級グレードの商品だと、サイズや仕様に制約があることが多いです。
ハイグレード になると、ほとんどの問題は解決できるできます。
サイズに関してもハイグレードの商品はどのグレードよりも最小サイズや最大サイズをミリ単位で調整できます。
だだし、費用は増額します。

例えば

どうしても140cm間口にダブルボールの洗面台を入れたい場合

中級グレードであれば、MINサイズが150cmまでできる
高級グレードであれば、MINサイズが140cmまでできる

ダブルボウル洗面台化粧台 引用:タカラスタンダードHP

この問題は実際に体験すると非常にわかると思います。
キッチンや浴室でも同じ問題は発生します。

メーカーによって条件が若干違うのもくせ者です。
希望を叶えるために、最初はタカラスタンダードだけだったが、LIXILやPanasonicも見学に行きたくなります。

ここで問題が発生します。

「間取りの確定ができない」

週末しか見学に行けない人は1週間決定までに時間がかかります。
また、週末のショールーム見学は混雑状況により、翌週の予約が困難な場合が多いです。
その上、ショールームに行き、見積を作成して、図面に落し込むとなると、トータルで2〜3週間は予定より時間を要する場合も出てきます。

最悪の場合は、最終金額があなたの予算と合わずに、後で大幅な位置の変更があると、図面の再作図の時間を要します。

だだし、私は後悔しない間取りを実現するために多くのショールームに行くことをおすすめしています。

悩んだ挙句に後悔するなら「しょうがない」と割り切れますし、たくさん行動をした人は、後悔することは限りにないです。

こうならないために何をすれば良いのかというと、適切な時期にショールーム見学をすることが1番の近道です。

ショールーム見学の適切時期
  • 物件を申込んだらすぐに行く
  • 物件が決まりそうな段階で行く(ほぼ金額もよし、内見して問題なければ申し込み)

自由見学であれば、物件が決まる前あっても気兼ねなく見学することができるのでおすすめです。
タカラスタンダードLIXILはショールームの数も多いので、最初のショールーム見学にはおすすめです。

下記に「ショールーム見学の適切な時期」について詳細にまとめた記事です。ぜひ参考にしてください。

あわせて読みたい
【適切なタイミングと事前準備】ショールームに行って後悔しないリノベーション
【適切なタイミングと事前準備】ショールームに行って後悔しないリノベーション

間取りを早く確定できれば、調整が効く

建築資材の値上がりは 突然ではなく、数ヶ月前にメーカーがアナウンスします。

プランが確定すれば、あとは発注するだけです。
リノベーション会社の担当者に頼んで、お得な時期に発注してもらえば、大丈夫です。

キャンペーンによっては、商品によって数週間待てば、自分にメリットがあるキャンペーンが始まる場合も中にはあります。

1番やってはいけないことは、
資材の価格が上げるから急いで決める
キャンペーン適用に滑り込むために急いで決める

そのためには、自分たちのペースで検討する時間を持つことが重要です。

体験談

私は早め早めで行動したので、最後の方はゆとりを持って調整しました。
全体金額が上がれば、ショールームで金額を落とせないものを模索する時間が取れたり、最後の最後まで色決めやオプションを調整する時間があり、とても満足する内容となりました。

ショールーム関連でお得にできること

具体的にすること
  • リノベーション会社へどこのメーカーが安くできるかを聞く
  • 助成金(補助金)の利用

リノベーション会社へどこのメーカーが安くできるかを聞く

リノベーション会社には安くできるメーカーがあるはずです。
いつも仕入れるメーカーがあれば、大口料金で仕入れることができているはずです。

例えば

同じグレード感でもLIXILよりクリナップの方が安く仕入れられる

あなたが「絶対にPanasonicがいい」「クリナップ以外は認めない」などの希望がなければ、相談してみましょう。
私の場合は、クリナップをおすすめされました。

「ショールームの疑問やちょっと難しい掛率」については下記の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

あわせて読みたい
【適切なタイミングと事前準備】ショールームに行って後悔しないリノベーション
【適切なタイミングと事前準備】ショールームに行って後悔しないリノベーション

助成金(補助金)の利用

助成金(補助金)の利用目的で商品を決めるのは後悔につながる可能性がありますが、選んだ商品が助成金(補助金)の対象であれば、利用しない手はありません。

申請自体にはリノベーション会社の協力が必要ですが、ほとんどの会社は積極的に協力してくれますので、安心して進めてください。

補助金の例 引用:補助金例住宅省エネ2024キャンペーン公式HP
補助金の例 引用:補助金例住宅省エネ2024キャンペーン公式HP

工事完了期限や申込み期限が設定されているため、早めにプランを決定することが重要です。
先着順で進んでいくため、期限を調整できるように早めの決定があなたにとって有利に働くことは間違いありません。

各自治体でも個別に助成金(補助金)のキャンペーンを実施しています。
住むエリアを決めた時点で、その地域の助成金情報を確認することをおすすめします。
通常のリノベーション会社では、各自治体の情報まで調べてくれることは少ないため、あなた自身が積極的に調べることが大切です。

※今回記載のものは2024年のものですので、ご注意ください。

【まとめ】お得にリノベするなら、ショールームを回ろう

ショールーム見学の重要性は理解していただけましたか?

ショールーム見学を通じて、満足感を損なうことなく、50〜100万円の節約が可能です。

重要なのは、早めに間取りを確定させることです。
間取りが確定することで、着工が早まり、それに伴って費用を抑える要素が増えるからです。

ポイント

間取りを確定させる→着工が早くなる→費用が安くなる

難しいことは一切ありません。
あなたが前向きに行動するだけで、この効果を実感できます。
ぜひ実践してみてください。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

リノベーションの魅力についてさらに深く知りたい方は、関連記事をご覧いただくと、さらに理解が深まると思います。ぜひチェックしてみてください。

ABOUT ME
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理想の住宅を求める会社員
「リノベ+中古マンション」の魅力を発信

自身のリノベ経験を基に執筆中

30代の大手ゼネコン勤務
妻と猫1匹との3人暮らし

〜 保有資格 〜
  ・一級建築士
  ・宅地建物取引士
  ・1級建築施工管理技士
  ・1級管工事施工管理技士  
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