【実体験から語る】ワンストップ型リノベーション会社をおすすめする4つの理由


自宅リノベ体験談 ✕ 一級建築士 ✕ 宅建士
この記事を読んでいる人は、きっとリノベーションに興味がある方ですね。
私は実際にワンストップ型リノベーション会社を利用して、中古住宅を購入し、リノベーションしました。
その経験を通じて感じたのは、「リノベ初心者こそ、ワンストップ型を選ぶべき」ということを説明します。
ワンストップ型リノベーション会社は、物件探し、住宅ローンの相談、設計、施工、アフターサービスを一貫して、購入者に提供する会社です。
ワンストップ型をおすすめする理由は下記になります。
- 初心者に優しい
物件探し、資金計画、設計、施工、アフターサービスを一括サポート。知識がなくても安心。 - リノベーションが失敗しない
実績豊富な会社なら、間取りの実現可能性を物件選びの段階で判断してくれる。 - 予算管理を重視する人に向いている
最初に総予算を伝えれば、無理のないプランで進行可能。 - トラブルを避けたい人に最適
窓口が一本化されているので、万が一のトラブルにもスムーズに対応してくれる。
リノベーションは一品生産になります。
車や家電であれば、人が買ったもののレビューを確認して、購入できます。
レビューを見て購入できれば、失敗する可能性は限りなく少ないです。
住宅のリノベーションは違います。
レビューがないため、失敗する確率が高いですし、失敗した場合の損失が大きいです。
- 生涯失敗した家に住むことになる
→家電であれば、買い替えられる - 毎日気に入らないものに住み続けるストレス
→気に入らないものに対して住宅ローンを支払う
人生最大の買い物で失敗しないためにワンストップ型リノベーション会社が存在します。
この記事では、私の体験をベースに、なぜワンストップ型のリノベ会社が良いのかを、購入者目線でわかりやすくご紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。
ワンストップとは??リノベーション会社とは??

ワンストップ型リノベーション会社は、物件探し、住宅ローンの相談、設計、施工、アフターサービスを一貫して、購入者に提供する会社です。

一昔前までは、それぞれの工程ごとに別々の専門業者に依頼するのが一般的でした。
では、リノベーション会社を利用せずに、自分ですべて手配しようとすると、どうなるでしょうか?
- リノベーション向きの物件を得意とする不動産仲介を探す
- 資金計画を立てる
- 設計事務所を探す
- 施工会社を探す
- 入居してからトラブルがあれば、責任の有無を確認する
これらをすべて自力で行うのは、想像以上にハードルが高く、時間と労力がかかります。
近年は、こうした負担を軽減できるワンストップ型リノベーション会社が増えており、特に初心者にとっては心強い存在です。
あなたが建築や不動産の知識が豊富であれば、すべてを自力で進めて成功させることも可能かもしれません。
しかし、そうでない場合は、迷わずワンストップ型リノベーション会社を選ぶことを強くおすすめします。
ワンストップ型リノベーション会社以外の選択肢
ワンストップ型リノベーション会社を使わない場合、主に以下の3つの方法があります。
それぞれにメリット・デメリットがあり、どんな家づくりを目指すかによって向き不向きがあります。
- 設計事務所に頼んだ場合
- ◎ どこよりもデザインに優れる
- ✕ 資金計画が得意ではない
- 不動産会社に頼んだ場合
- ◎ いい物件に巡り合うことができる
- ✕ 物件を取得後は、ほぼ外注となる
- リフォーム会社・工務店に頼んだ場合
- ◎ コストが抑えられる
- ✕ 大規模な間取り変更を得意ではない
このように、それぞれの選択肢には得意・不得意があり、知識がない状態で選んでしまうと、思わぬ失敗につながる可能性もあります。
だからこそ、初心者には「ワンストップ型リノベーション会社」が安心でおすすめなのです。
ワンストップ型には「2つのタイプ」がある
ワンストップ型リノベーション会社と一言で言っても、サービスの提供体制には2つのタイプがあります。
- オールワンストップ型
- パーシャルワンストップ型
1つ目は、物件探しからアフターサービスまですべての工程に対応する部門を社内に持つ「オールワンストップリノベーション」です。
2つ目は、一部のサービスを提携している外部の会社と連携しながらサービスを提供する「パーシャルワンストップリノベーション」です。
オールワンストップリノベーション
物件を探すサポートから資金計画、住宅ローン選定サポート、リノベーションの設計、施工まで全工程に対応する部門を自社に持っています。

中間マージンが発生しない場合がほとんどのため、パーシャルワンストップ型に依頼するよりも費用が抑えられると言われています。
専門性などの柔軟性がやや低いこともあるようです。
施工や設計はマンパワーがすべてなので、請負件数に応じた会社規模としての限界値が出てきます。
代表的なオールワンストップ型のリノベーション会社は、「リノデュース」が挙げられます。

パーシャルワンストップリノベーション
ワンストップリノベーション会社が窓口となり、一部の工程を外部に委託します。

中間マージンが含まれるため、オールワンストップ型と比べると総額の費用が高くなる可能性があります。
中間マージンは一般的に金額に含まれるため、購入者にはわからないものになっているので、見積もりに入っていないから損していないと思わないこと。
一方、各工程の専門会社と提携しているケースが多いため、専門性について強いことが言えます。
オールワンストップ型であれば、経済的な設計に持っていくこともあるので、面白みのないデザインになることもあります。
代表的なパーシャルワンストップ型のリノベーション会社は、「“>マイリノ」や「リノべる。」が挙がります。


どちらを選べばよいのか?
オールワンストップ型も、パーシャルワンストップ型も、基本的なサービス内容に大きな違いはありません。それぞれに良さがあるため、どちらを選んでも正解です。
ここで大事なのは、「自分に合ったリノベーション会社を選ぶ」ということ。
迷ったときは、複数の会社に話を聞いて比較するのがポイントです。
下記は「リノベーション会社の選び方」の記事になります。ぜひご覧ください。

メリット(リノベーション会社向きの人)

- 初心者に優しい
物件探しからリノベまで一括サポート。知識がなくても安心。 - リノベーションが失敗しない
実績豊富な会社なら、間取りの実現可能性を物件選びの段階で判断してくれる。 - 予算管理を重視する人に向いている
最初に総予算を伝えれば、無理のないプランで進行可能。 - トラブルを避けたい人に最適
窓口が一本化されているので、万が一のトラブルにもスムーズに対応してくれる。
初心者に優しい
物件探しからリノベーション、アフターサポートまで一括で相談できるので、リノベ初心者でもスムーズに進められます。
良いリノベ会社に出会えれば、驚くほどスムーズにマイホーム計画が進みます。
一方、リノベ会社を使わない場合は…
リノベ会社を利用しない場合、以下のようなことをすべて自分で手配する必要があります。
- リノベーション向きの物件を得意とする不動産仲介を探す
- 資金計画を立てる
- 設計事務所を探す
- 施工会社を探す
- 入居してからトラブルがあれば、責任の有無を自分で確認する
あなたが1つでも仕事で携わっていれば、進めることはできると思います。
実際、私は建築・不動産の知識もあるので、やってやれなくはないです。
ただ「やりますか?」と言われたら、「やりたくありません」と答えます。
それぐらい手間が掛かりますので、信頼できる会社があれば、委託します。
初心者でもリノベーションができますが、実際の流れは下記になるはずです。
- リノベーションをしたい
- 物件を探すために、不動産会社に相談をする
- 良い物件が見つかる
- 不動産会社のツテのある建築事務所を紹介される(中間マージン)
- 建築事務所のツテのある施工会社を紹介される(中間マージン)
- 入居する
- トラブル発生
- 施工不良または設計ミスの責任の所在が不明
まず、リノベーション会社を利用しないことで、不要な中間マージンを取られます。
その上、リノベーション会社を利用しない場合より、入居までの時間も掛かります。
賃貸の人であれば、家賃の数ヶ月分を無駄にする可能性もあります。
また、自分たちの理想の間取りやデザインを不動産会社、設計事務所、施工会社の3社に説明する必要があります。
窓口が1つのリノベーション会社であれば、設計から施工、アフターフォローまで一括対応で、複数の業者とやり取りする手間がありません。
リノベーションが失敗しにくい
リノベーション会社を利用しない場合のリノベーションが失敗するリスクがあります。
「理想の間取りにできなかった」を失敗の定義とします。
例:3LDK→2LDKにしたい場合
繋げたい部屋の壁がRCの耐震壁だとすると、その壁は取り除くことができず、3LDKのままになってしまった
例:キッチンの位置を大きく変更したい
- 天井の解体したら、梁があり、排気ダクトを通すことができない
- 床が2重床になっておらず、排水ルート勾配が確保できず、キッチンの床上がる必要がでた
理想の位置にキッチンを変更できなかった
例:カーペットからフローリングへ変更
- マンションの規約で、フローリングが不可だった
フローリングを諦めることになった
リノベーション会社であれば、これらの失敗を回避することが可能です。
リノベーション会社は購入者の希望にできるかどうかを物件選定時や内見時に判断できます。
なぜ判断できるかというと、ノウハウがあるからです。
会社として、施工実績が数千件あれば、当然ミスは限りなく少ないですし、リノベーションが希望通りにできないミスは会社運営に関わります。
一方、一般的な不動産仲介会社がリノベーション向きの物件を目利きができるかというと、失敗する可能性は高くなります。
普段やっていないことを「やってください」と言っているようなものですので、当たり前といえば、当たり前の話です。
下記は「リノベーション用マンションの内見時のポイント」についてまとめた記事になります。ぜひご覧ください。

予算管理を重視する人
初期段階で全体の見積もりを把握したい方にとって、ワンストップの透明性が役立ちます。
担当者に「私たちの総予算は5,000万円です」と伝えれば、OKです。
その予算内でどこにお金を掛けるかを相談しながら進めていくことができます。
私も予算管理に対して、非常にメリットを感じています。
知識がないと思わぬところで、費用が嵩むことがあります。
トラブルを避けたい人
業者間の連絡ミスや責任の押し付け合いを防ぎたい場合、ワンストップで窓口が一本化されていると安心です。
特に引き渡し後のトラブルには、威力を発揮します。
窓口が1本化されているということは、購入者からすると設計ミスだろうが、施工ミスだろうが、問い合わせ先はリノベーション会社にすればよいです。
これがリノベーション会社でなければ、各社の責任の押し付け合いに巻き込まれます。
パーシャルワンストップ型でも問題ないか?

パーシャルワンストップでも窓口は1つで大丈夫?

パーシャルでも問題ないよ
購入者にとってワンストップであることに、かわりはないから、窓口は1つだよ
デメリット(リノベーション会社向きでない人)

- 担当者との相性のリスク
- 特定の分野での専門性不足
担当者との相性のリスク
リノベーションは長期にわたるプロジェクトです。
そのため、「この人に任せたい」と思える担当者と出会えるかどうかが、満足度を大きく左右します。
もし相性が悪い場合、すべての工程(物件探し・設計・施工・引き渡し)でストレスが生じる可能性があります。
ワンストップサービスは効率的な一方で、担当者次第の要素が大きいため、自分の価値観やこだわりと合っているか、事前にしっかりと見極めることが大切です。
下記に「リノベーション会社の担当者について」まとめた記事になります。ぜひご覧ください。

特定の分野での専門性不足
リノベーション会社は幅広い業務を取り扱いますが、特定の分野(デザイン性の高い案件や特殊な設備工事など)での専門性が他の専門業者に比べて劣る場合があります。
- 音響システムが優れた部屋を作りたい
- 完全無添加素材の部屋を作りたい
- 爬虫類にとって快適な部屋を作りたい
こうしたニッチで専門的な要望の場合、ワンストップの枠組みでは対応が難しく「思っていた仕上がりにならない」というリスクもあります。
おすすめワンストップ会社紹介

リノべる。
大手の安心感と確かな技術力で、幅広いリノベーションに対応できます。
- ワンストップサービスのリノベーション会社として売上No.1 *
- 累計6,000件以上の施工実績がある
- 対応エリアは全国
- ショールームは北海道から沖縄まで42個所**
- 『R住宅』 2020年度発行ランキング リノベるが請負型事業を主とする企業で1位獲得***
*リフォーム産業新聞1622号(2024/10/28発行)
『マンションリフォーム売上ランキング2024』にて、ワンストップサービスを手掛ける事業者として首位
**2024年12月時点
***リノベる。公式HPより


ひかリノベ
リノベーションのデザインは自由度が高く、顧客のライフスタイルや好みに合わせたオーダーメイドのプランニングが可能です。
プランナーやデザイナーとの細かい打ち合わせを通して、こだわりの空間を作ることができます。
- オーダーメイドに強みがある(特にキッチンがおすすめ)
- 専属チームで対応
- 気軽に相談できるコンテンツがある
- スケルトンリノベーションが得意
- 戸建ても得意としている


マイリノ
マイリノはフルオーダー制のリノベーションだけではなく、ユナイテッドアローズなどの企業とコラボしたプランがあります。
- 仲介手数料が最大半額
- 自社物件であれば、仲介手数料無料
- 未公開物件を紹介してもらえる
- 他社だと、ゼロリノベでも有
- 高級感があるリノベーションを得意としている
- 猫と暮らすに特化したプラン有。追加料金も無料


(Q & A)しつこい営業をされますか?

セミナーや相談会に行くと、しつこく営業されないの?

僕が行った相談会やセミナーでは、しつこい営業はなかったよ。
翌日、お礼のメールが来たくらいだよ。
「資料請求・個別相談会」についてまとめた記事です。ちょっとでも不安を持っている人はぜひ読んでください。

【まとめ】ワンストップ型リノベーション会社を選ぶ4つの理由

ここまで読んでくださった方は、「なぜワンストップ型リノベーション会社が選ばれているのか」その理由が、少しずつ見えてきたのではないでしょうか。
最後に、もう一度おさらいしておきましょう。
- 初心者に優しい
物件探しからリノベまで一括サポート。知識がなくても安心。 - リノベーションが失敗しない
実績豊富な会社なら、間取りの実現可能性を物件選びの段階で判断してくれる。 - 予算管理を重視する人に向いている
最初に総予算を伝えれば、無理のないプランで進行可能。 - トラブルを避けたい人に最適
窓口が一本化されているので、万が一のトラブルにもスムーズに対応してくれる。
多くの人にとって、マイホームの購入は人生で最も大きな買い物であり、人生の転機でもあります。
そんな大切なプロジェクト、絶対に失敗したくないですよね。
だからこそ、信頼できるリノベーション会社の存在が重要なんです。
「リノベーションをしてみたいな」と少しでも思っている方は、まずはリノベーション会社に資料請求や個別相談をしてみてください。

きっと、理想の暮らしに一歩近づくはずです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
リノベーションの魅力を発信しております。関連記事を読んでいただくと理解が深まると思います。ぜひご覧ください。
