【解決します】リノベーションするなら、マンションと戸建てどっちがいいの?


自宅リノベ体験談 ✕ 一級建築士 ✕ 宅建士
リノベーションしたいと思った人は、マンションと戸建てで悩んだことはありませんか?
私はリノベーションを知る前は、夢のマイホームは戸建て一択でした。
リノベーションを調べて、比較していくうちに、「マンションもありだな」と思いました。
結果、私はリノベーション会社を利用して、中古マンション+リノベーションという決断をしました。
- これから物件を探す人は、マンション+リノベーション
- 相続などで戸建て物件を譲り受ける人は、戸建て+リノベーション
リノベーションのうまみはマンションにあるからです。
どちらも一長一短ありますが、トータルバランスで考えると、「マンション+リノベーション」がおすすめです。
今回の記事は、どちらかで悩んでいる人に向けて考えた記事です。
比較を中心に考え方を整理し、あなたの夢のマイホームを手に入れて、リノベーションをしてみましょう。
多くの媒体でマンションと戸建ての比較はたくさんありますが、+αのリノベーションの要素に特化した記事になっています。
今回の記事を読んで納得し、物件選びを進めましょう。
最後まで、ぜひご覧ください。
マンションと戸建ての違い
(リノベーションを考慮しない)

一般的なマンションと戸建ての比較をすると、下記がポイントになります。
- 自分の好みの間取りにできる
- 利便性(駅からの距離、近隣施設など)
- 家の広さ
- 耐震性
- 防音性
- 駐車場代がかからない
- 資産性
同じ金額で住宅を購入する場合で比較すると、下記になります。
マンション | 戸建て | |
間取りの自由度 | 戸建より劣る | 自由度高い |
利便性(駅近) | 良い | 遠い |
広さ | 狭い | 広い |
建物構造 | 鉄筋コンクリート | 木造 |
法定耐用年数 | 47年 | 22年 |
駐車場 | 有料 | 無料 |
庭 | なし | あり |
防音性 | 問題になる場合がある | 非常に良い |
近所付き合い | 少ない | 比較的多い |
資産性 | 下がりづらい | 下がりやすい |
売却のしやすいか | 買い手が見つかりやすい | 買い手が見つかづらい |
マンションリノベーションに向く人

- 費用を抑えたい人(戸建て+リノベーションより安価)
- 利便性の高いエリアに新築を購入するより安く買える
費用を抑えたい人(戸建てリノベーションより安価)
マンションの方が戸建てに比べて費用が安くなります。
- マンション 15~20万円/㎡
- 戸建て 10〜22万円/㎡
マンションの方が戸建てより平均面積が小さいので、全体的な費用は抑えられます。
総務省統計局の令和5年住宅・土地統計調査の結果によると、1住宅当たりの延べ面積は、共同住宅は約50㎡、戸建ては約91㎡です。

- マンション
- 15~20万円/㎡ × 50㎡ = 750〜1,000万円
- 戸建て
- 10〜22万円/㎡ × 91㎡ = 910〜2,002万円
戸建ての方が金額のレンジにばらつきがあるものの、全体的に戸建ての方が高額になることがわかります。
リノベーションをしたいが、費用も抑えたいという人にはマンションが向きます。
利便性の高いエリアに新築を購入するより安く買える
駅近に住みたいけど、高くて新築の購入をあきらめた人には最適です。
私が好きな横浜駅の物件で比べてみました。
- 新築マンション 7,170万円 66㎡ 2LDK 徒歩16分 新築
- 中古マンション 5,160万円 63㎡ 2LDK 徒歩13分 築30年
- リノベ費用を945万円を追加すると、6,105万円
※新築マンション、中古マンションともに実在していた物件
※リノベーション費用は想定 63㎡×15万円/㎡で計算
「新築マンション」と「リノベーション+マンション」の差額は「1,065万円」となりました。
この金額のメリットは非常に大きいです。
近年、東京の超都心では、億ションは当たり前です。
超都心でなくても、50㎡で7000~8000万円はざらにあります。
諦めていた利便性の優れたエリアに住む、快適ライフを「リノベーション+中古マンション」よて、その夢を叶えてくれます。
築年数について気になる人は多いかと思います。
「中古マンションの築年数問題」に関する記事です。ぜひご覧ください。

リノベーション戸建てに向く人

- すべて自由
- リノベーションもしたいが、庭や駐車場を手に入れたい人
- すでに物件を持っている人(譲り受ける人)
すべて自由
- どうしてもバルコニーにサンルームを作りたい
- お気に入りの扉を使いたい(アンティーク調やメルヘンチックな扉など)

マンションは規約で外壁に面する窓やバルコニーの改造は変更できません。
例えば、断熱性のある窓やガラスを取り換えることは不可です。
しかし、戸建ては違います。すべて自由です。
増築は申請が必要になる場合がありますが、基本的にあなたがやろうとすることはすべて可能です。
極論、面積を広くすることもできますし、外壁を好きな色に塗り替えることも可能です。
リノベーションもしたいが、庭や駐車場を手に入れたい人
- 子供を遊ばせる庭がほしい
- 一緒に住んているワンちゃん用にドックランを作りたい
- 趣味の車やバイクのスペースがほしい
戸建てに憧れる人は、庭や駐車場に引っかかっていないでしょうか。
欲張りな人には、「戸建て+リノベーション」がおすすめです。
- 庭や駐車場もほしいし
- おしゃれな家もほしい
- 費用も抑えたいという
私も趣味でバイクを持っています。戸建てに憧れていた理由の1つとして、駐車場がほしいと思っていたのが本音です。
それでもマンションのメリットの利便性を取りました。
私は多少の抵抗はしました。
マンションを探すうえで検討したことは、バイクが置けるマンション探すことでした。
結果、地下の駐車場に停めることができました。(駐車場料金は高い)
すでに物件を持っている人(譲り受ける人)
中古物件を購入して、リノベーションをするにはリスクが高いと言われています。
理由は、リノベーション費用が想定よりもかかる場合があります。
- シロアリ
- 雨漏り
- 構造的な問題(経年劣化や不同沈下など)
健全な家かどうか査定するのが難しいと言われています。
戸建ては、マンション以上に解体しないとわからないことが多いためです。
ただし、すでに物件を持っている人や相続で物件をもらえる場合は、リノベーションもありです。
理由は、「事前に調査がしやすいこと」と「リノベーション費用だけで済む」からです。
「リノベーション費用を抑えるコツ」についての記事です。ぜひ参考にしてください。

おすすめリノベーション会社

リノベーションをするならば、必ずワンストップ型リノベーション会社を選んでください。
選ぶべき理由は下記の4つです。
- 初心者に優しい(任せられるので楽)
- リノベーションが失敗しない
- 予算管理を重視する人
- トラブルを避けたい人
譲り受けた物件でもリノベーションは可能です。
無料で資料請求や個別相談会ができます。
届いた資料を見て、絶対にこの会社を選ばないと思わない限りは、個別相談会に参加してみましょう。
無料の個別相談会に参加するだけでも勉強になりますし、マイホームへの考え方が変わります。
「しつこい営業がない」というのは、リノベーション業界の特徴だと感じております。
ちょっとした時間を費やすことで、自分に合ったリノベーション会社と出会うことができます。
下記に「リノベーション会社の選び方」についてまとめた記事です。ぜひ参考にしてください。

「マンション+リノベーション」おすすめ会社
リノベる。

- ワンストップサービスのリノベーション会社として売上No.1 *
- 累計6,000件以上の施工実績がある
- 対応エリアは全国
- ショールームは北海道から沖縄まで42個所**
- 『R住宅』 2020年度発行ランキング リノベるが請負型事業を主とする企業で1位獲得***
リノベる株式会社は2010年4月に設立されたリノベーション会社です。
企業理念は「日本の暮らしを、世界で一番、かしこく素敵に。」という理念のもと、中古住宅や店舗、オフィスデザインなど幅広い領域でリノベーション事業を展開しています。
下記に「リノべる。」について詳細にまとめた記事です。ぜひ参考にしてください。

*リフォーム産業新聞1622号(2024/10/28発行)
『マンションリフォーム売上ランキング2024』にて、ワンストップサービスを手掛ける事業者として首位
**2024年12月時点
***リノベる。公式HPより
マイリノ

- 仲介手数料無料もしくは半額
- 未公開物件の取扱いがある
- コラボレーションが多い
- UNITED ARROWSやDULTONなど
- 5,000件以上の施工実績がある
マイリノは、グローバルベイス株式会社とDaigasグループが提供する中古マンションのリノベーションサービスです。
関東の人には馴染みがないかもしれませんが、「Daigasグループ=大阪ガスグループ」と聞けば親しみが湧くでしょう。
関東圏の方には、東京ガスがリノベーション事業を展開しているイメージに近いと考えると分かりやすいかもしれません。
下記に「マイリノ」について詳細にまとめた記事です。ぜひ参考にしてください。

「戸建て+リノベーション」おすすめ会社
戸建ては物件選定が非常に難しいと言われてます。
優良な戸建ても得意とするリノベーション会社であれば、戸建てのリスクを軽減させることができます。
ひかリノベ

- オーダーメイドに強みがある(特にキッチンがおすすめ)
- 専属チームで対応
- 気軽に相談できるコンテンツがある
- スケルトンリノベーションが得意
「ひかリノベ」は運営会社である株式会社ネクサス・アールハウジングの住宅メンテナンス事業から生まれたリノベーションブランドです。
「何代にもわたって住み継がれる家」を目指し、通常のリフォームでは困難な断熱性や耐震性などの基本性能を向上させることが可能なスケルトンリノベーション*の専門ブランド「ひかリノベ」を立ち上げました。
下記に「ひかリノベ」について詳細にまとめた記事です。ぜひ参考にしてください。

*スケルトンリノベーション:建物の内部をほぼ全て解体し、骨組み(スケルトン)だけの状態にしてから新しく作り直す改
リノベ不動産

- 日本最大級のネットワークで全国対応可能
- 様々なパターンのリノベーションに対応
- 中古戸建て+リノベーション、新築戸建て、プチリノベーション、新築+リノベーション他
- 手厚いアフターサポート「TEATSUKU」
リノベ不動産は、中古物件のリノベーションを中心に、新築・中古物件の販売やリノベーション済み物件の提供など、多岐にわたるサービスを展開する不動産会社です。
多くの店舗を持ち、全国対応可能な貴重なリノベーション会社です。
全国の不動産会社、リフォーム施工事業者、工務店などと提携関係を結び、希望に沿ったマイホーム取得が実現できる企業とマッチングするプラットフォームを展開しています。
下記に「リノベ不動産」について詳細にまとめた記事です。ぜひ参考にしてください。

【まとめ】リノベーションするなら、マンションと戸建て、どっちがいいの?

それぞれの特徴は理解してもらえたでしょうか。
- これから物件を探す人は、マンション+リノベーション
- 相続などで戸建て物件を譲り受ける人は、戸建て+リノベーション
下記がリノベーション+マンション向きの人です。
- 費用を抑えたい人(戸建てリノベーションより安価)
- 利便性の高いエリアに新築を購入するより安く買える
下記がリノベーション+戸建て向きの人です。
- すべて自由
- リノベーションもしたいが、庭や駐車場を手に入れたい
- すでに物件を持っている人(譲り受ける人)
どちらも一長一短ありますが、トータルバランスで考えると、「マンション+リノベーション」がおすすめです。
リノベーションのうまみが取れるのは、マンションです。
だたし、この記事を読んでも絶対に戸建てしか考えられない人は、後々、後悔することが多いので、戸建てを選ぶことをおすすめします。
優良な戸建ても得意とするリノベーション会社であれば、戸建てのリスクを軽減させることができます。
「ひかリノベ」「リノベ不動産」はおすすめです。
個別相談会や資料請求は無料ですし、しつこい営業もありません。
まずは、行動して自分なりの答えを見つけていきましょう。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
リノベーションの魅力を発信しております。関連記事を読んでいただくと理解が深まると思います。ぜひご覧ください。
