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【住宅購入者必見】中古マンションの資産性 「死ぬまで、その家住みますか?」

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「その家に死ぬまで住みますか?」

多くの人は、老後までを見据えて住宅を購入します。

しかし、予期せぬ事情で家を手放さざるを得なくなる可能性もあります。

主な理由として考えられるのは、次の4点です。

  • 両親の介護リスク
  • 離婚
  • 転勤リスク
  • 転職リスク

両親が元気なうちは、「私たちのことは気にしなくていいよ」と言ってくれることが多いかもしれません。

しかし、いざ両親が介護が必要な状態になると、育ててもらった恩を感じ、「できる限り労わりたい」という気持ちが自然と湧いてくるものです。

離婚についても、今や3組に1組は離婚する時代です。

当然、離婚を前提に住宅を購入する人はいないでしょうが、予期せぬ事情で住宅を手放す可能性があることは現実です。

このように、不可抗力で家を売却する事態は誰にでも起こり得ます。

万が一、家を手放す必要が生じた場合、資産価値が落ちにくい家を持っていると、金銭的な余裕ができ、選択肢も広がるでしょう。

私は住宅購入推奨派です。

賃貸のメリットも理解していますが、やはり自分の好きな間取りやこだわりを反映した家に住みたいという憧れが強く、住宅を購入する決断をしました。

そこで重要視したのが「資産性」です。

前提として家を手放すつもりはありませんが、万が一に備えてB案も用意しました。

そのためには、資産価値が下がりにくい家を選ぶことが重要だと考えました。

「自分が欲しい家=資産価値が下がりにくい家」と考えるのは誤りです。

正しくは、「世の中の人が欲しい家=資産価値が下がりにくい家」になります。

今回の記事は「資産価値が下がりにくいマンション」をテーマにしています。

購入者目線での記事となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

こんな人にこの記事を読んでもらいたい

  • 中古マンションの資産価値について知りたい方
  • 住宅が欲しいけれど、どうせなら資産価値の高い家を購入したいと思っている方
  • リノベーションで資産価値が上がると考えている方

新築マンション・中古マンションの資産性について

新築マンションに資産性は求めないこと

マンションを購入しようとする際、「新築にするか、中古にするか」で迷ったことがある方は多いと思います。

一般的に、新築マンションは購入した時点でその価値が下がることがほとんどです。

私は、リノベーションをするかどうかに関わらず、中古マンションをおすすめします。

新築マンションは、人が住んだ瞬間に価値が下がり、購入後1年で約10%下がるとも言われています。

その理由は、「新築プレミアム」が付いており、もともと相場よりも高く設定されていることが多いためです。

「どうしても新築じゃなきゃダメ」という方以外は、中古マンションを選ぶことをおすすめします。

資産性が下がらないマンションとは??

資産価値が下がりにくいマンションとして、以下の3つがよく挙げられます。

  1. 60〜70㎡のファミリー向き
  2. 最寄り駅が人気な駅で徒歩7分以内
  3. 築年数が25〜30年

住宅の資産価値は、基本的に「需要と供給」のバランスで決まります。

例えば、専有面積60〜70㎡の物件はファミリー層に人気があります。

人気の駅周辺の物件は常に高い需要があり、特に駅から徒歩7分以内の物件はさらに資産価値が下がりにくいです。

さらに、築年数25〜30年の物件は、価格の下落が毎年緩やかになり、価格が安定する傾向があります。

60〜70㎡の広さを選ぶ

人気な間取りを買う

一般的に、60〜70㎡の2〜3LDKの物件は資産価値が高いとされています。

これらは「ファミリータイプ」として人気があり、需要が高いため、価格が下がりにくい傾向があります。

一方で、個性的な間取りや不整形な専有面積の物件は需要が少なく、資産価値が下がりやすいです。

同じ面積でも、L型の間取りは専有面積を有効に活用できないため、おすすめできません。

リノベーションを行う際も、オーソドックスな間取りの方が水回りの変更が少なく、プランを立てやすくなります。

人気な駅に選ぶ

人気な駅にする

人気=住みたい=価値が下がりづらい」というロジックは、非常に合理的です。

例えば、東京では吉祥寺駅や自由が丘駅、神奈川県では横浜駅やみなとみらい駅が人気エリアとなります。

また、特急停車駅やターミナル駅も需要が高いです。始発駅も人気があります。

会社員にとっては、「朝、座って通勤できる」「飲んで帰った時に寝過ごしても駅員さんが起こしてくれる」というのも大きなメリットですよね。

徒歩7分以内

「駅からの距離が近いほど良い」というのが今のトレンドです。

最近では、徒歩7分以内の物件が人気となっています。

大手住宅検索サイトのSUUMOやat homeでも、検索条件に「7分以内」がデフォルトで設定されているほどです。

私自身も、以前は徒歩5分の賃貸に住んでいたことがありますが、その便利さは非常に快適でした。

一時期、理想の間取りを実現するためには少し駅から離れても良いのではと考えたこともありましたが、今でも駅から近いことを選んだのは正解だったと感じています。

何より、駅から近いことは大きな利点です。

特に夏の暑い時期には、駅までの距離が長いだけで外出が億劫になってしまいますよね。

築年数25〜30年を狙う

理由はズバリ「価格が下げ止まり」

築年数が25〜30年を超えると、中古マンションの価格は下がりづらくなります。

具体的には、築25年のマンションと築35年のマンションでは、価格に大きな差が出ないことが多いです。

下記のグラフをご覧いただければわかりやすいですが、築年数が進むにつれて価格はほぼ横ばいになります。

出典:公益財団法人東日本不動産流通機構  「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2021年)」

私も築年数25〜30年の物件を狙いました。

フルリノベーションを前提に物件を探していたため、部屋の内部の状態はあまり気にしませんでした。

「資産価値が下がりにくく、自分の予算にも合い、リノベーションが可能」という条件が揃っていたため、非常に良い選択肢でした。

築年数に不安を感じる方は、下記の記事も参考にしてみてください。

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【結局築何年まで住めるの?】中古マンションの築年数問題を解決
【結局築何年まで住めるの?】中古マンションの築年数問題を解決

リノベーションは価値は上がらない?

あまりにも個性的な家を作ると、資産価値が上がりづらくなります。

例えば、「部屋にサウナを設置する」「運気を上げるための赤い部屋」など、強い個性を持つ家は逆効果になることがあります。

赤い部屋を作るのに100万円掛かったとしても、その100万円の付加価値がつくわけではありません。

売却時には、売りづらくなるだけでなく、リフォーム代がかかるため、価値が下がる可能性もあります。

資産性だけを考えると、

「自分が欲しい家=資産価値が下がりにくい家」ではなく、

「世の中の人が欲しい家=資産価値が下がりにくい家」が正解となります。

ただし、あなた自身の趣味を優先して、好きな家を作ることも大切だと思います。

私もLDKエリアにはこだわりを持ちました。夫婦2人と愛猫のために、使いやすさと安全性を重視しました。

価値が下がったとしても全く後悔はありません。

好きなことに割り切って、自分が満足する間取りを選びました。

リノベーションするなら、思い切って自分の理想を実現するのも非常におすすめです。

Q & A 価値が上がるリノベーションはあるのか?

価値が上がるリノベーションはあるの?

「R1住宅」がオススメだよ。これからの時代のニーズに合ってるよ

今後、期待できる項目としては「R1住宅」があります。

ご存じない方も多いかもしれませんので、以下の記事を読んでいただけると、理解が深まると思います。

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【リノベーションマンションの資産性アップ】R1住宅を徹底解説
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【まとめ】中古マンションの資産性について

中古マンションを購入するにあたり意識することは理解しましたか。

万が一の売却に備えて、下記の3点を意識すると将来のリスクに備えることができます。

  1. 60〜70㎡のファミリー向き
  2. 最寄り駅が人気な駅で徒歩7分以内
  3. 築年数が25〜30年

大事なのは、理解した上で購入することです。リノベーションが資産価値を生むわけではないことを理解した上での購入は、全く問題ありません。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

リノベーションの魅力を発信しております。関連記事を読んでいただくと理解が深まると思います。ぜひご覧ください。

ABOUT ME
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理想の住宅を求める会社員
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自身のリノベ経験を基に執筆中

30代の大手ゼネコン勤務
妻と猫1匹との3人暮らし

〜 保有資格 〜
  ・一級建築士
  ・宅地建物取引士
  ・1級建築施工管理技士
  ・1級管工事施工管理技士  
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